【投資】南ア・ランドとトルコ・リラを少しずつ1ヶ月買い続けた結果【FX】
2019/12/18
例えば、1ドル=100円の時にドルを買って、1ドル=110円の時に売れば、差額の10円分が利益に。
この為替差益で稼ぐのがFXだということは、FXの経験がない方でも、何となくご存じかと思います。
でも、FXで稼ぐ方法は為替差益だけではないということをご存じでしょうか?
みなさんご存じの通り、金利は通貨によって違って、日本は世界でも最も金利の低い部類に入ります。
ですから、日本円を銀行に預けるよりも、外貨預金の方が多くの利息をもらえます。
FXでも、通貨間の金利差を「スワップポイント」という形で営業日ごとに毎日受け取ることができるんです。
こう言うと、同じようなものならFXではなくて外貨預金でよいのでは、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、似てはいても、やっぱり全然違うんです。
私が外貨預金ではなくFXを選んだ理由は、利率・コストと、保護制度、この2点です。
利率・コスト
利率が高く、かつ、取り扱うFX会社・銀行の多い、南アフリカ共和国のランドで比較してみましょう。
利率は、定期預金との比較であれば、結構いい勝負になっています。
いつでも売却可能なFXに対して、預入期間の決まっている定期預金と、条件は違いますけどね。
一方、コストは大きな差がつきました、その差は実に10倍以上。
外貨預金は、1年預けたくらいでは利息がコストを下回るということも、あり得ない話ではありません。
また、ランドについて、利率が高く、かつ、取り扱う銀行が多いと書きましたが、利率の高い通貨として、トルコ・リラやメキシコ・ペソがあります。
でも、外貨預金で扱っている銀行は少ないんですね。
利率の高い通貨を多く取り扱っているという点も含めて、利率・コストは外貨預金よりスワップポイントに軍配が上がります。
保護制度
もしも、銀行が破綻してしまった時、預けているお金がどうなるか、ご存じですか?
元本のうちの1,000万円までとその利息が、制度として保護される、というのが答え。
その保護されたお金の支払いを「ペイオフ」といいます。
でも、預金なら何でも保護されるかというと、そうではありません。
ペイオフの対象外となる預金の1つが、外貨預金なんです。
銀行が破綻してしまった時、外貨預金は、全部、あるいは、一部が戻ってくるかもしれないし、全く戻ってこないかもしれません。
戻ってくるという保証は、ありません。
一方、FXには「信託保全」という制度があります。
信託保全とは、平たく言えば、利用者がFX会社に預けたお金と、FX会社自身のお金とを、別々に管理する制度です。
利用者がFX会社に預けたお金は、外部の金融機関で管理されていて、FX会社が破綻してしまった場合には、弁護士などの代理人を通じて、利用者へ返還される形になっています。
FXと外貨預金、預けたお金が万が一の時にどうなるか、違いは歴然ですね。
それは、利率・コストの項目をご覧いただいて、すでにおわかりかと思いますが、もう1つ、利率を大きく左右する要素があります。
為替差損益です。
実際の例で考えてみましょう。
なお、ここではコストは考えないものとします。
1ドル=100円の時に、1,000,000円を10,000ドルへ変えて、ある期間に付与されたスワップポイントが30,000円だったとします。
ところが、為替レートが1ドル=95円と円高に振れていたとしたら、元々は1,000,000円だった10,000ドルは、950,000円にしかなりません。
スワップポイントを合わせても980,000円、マイナスになってしまいました。

スワップポイント/利息でプラスになっても、為替レート次第でマイナスになり得るということです。
それは、FXも外貨預金も同じです。
でも、賢い人がいたもので、FXには、為替差損益の影響を受けずにスワップポイントを貯めることができる、「サヤ取り」という手法があるんです。
サヤ取りについては、この記事では詳しく触れませんが、おおまかに説明すると、以下のようになります。
けれど、私は、検討した結果、サヤ取りは選びませんでした。
サヤ取りでは、2社に投資しなければならないため、2倍の資金が必要になります。
一方で、為替差損益が相殺されるのと同じように、スワップポイントの大部分が相殺されてしまいます。
高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ればスワップポイントが付与されますが、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売った場合、逆に、スワップポイントを支払わなければならないんです。
為替差損の不安が消えるのは魅力的でしたが、多少のリスクは取っても、もう少し大きなリターンを狙いたいなと。
ただ、不安があることも事実。
どうにか為替差損益の影響を緩やかにできないかと考えて、私は試しに、FXで高金利の通貨を毎日少しずつ買い続ける、積立をしてみることにしました。
以下の3つのパターンで比較してみましょう。
定額の積立を続けることで、平均単価を下げる効果が期待できるんです。
長期的な投資において、積立が推奨されている理由ですね。
もちろん、必ず儲かる万能の手法ではありませんけど。
実は、SBI FXトレードには、FXで積立ができる「積立FX」というサービスがあって、当初はそれを利用しようと考えていました。
ところが、よくよく調べてみると、通常のFXと比較してコストがかかることがわかって…。
それでも結局、SBI FXトレードに決めたのは、1通貨単位から取引ができるからです。
他社だと1,000通貨や10,000通貨、つまり、ドルなら1,000ドルや10,000ドル単位でしか取引ができません。
SBI FXトレードは、少額投資に最適なんです。
では、結果発表。
南ア・ランドを900円分、トルコ・リラを600円分、1ヶ月(22営業日)毎日買い続けた結果です。
ランドとリラを合わせて32,576円を投資して、1ヶ月で111円のスワップポイントが付与されました。
スワップポイントは変動するので、仮定の話になりますが、同じ条件で積立を続けた場合、半年後には、195,000円くらいの投資に対して、スワップポイントは4,000円くらい、1年後には390,000円に対して16,000円くらいになるはずです。
「スワップポイントと為替差損益」の項目でも触れましたが、リラは為替差損で半分以上を削られてしまって、少し残念な結果にはなりました。
(この記事を作成している時点では、為替差損が上記よりさらに拡大して、リラはスワップポイントとの合計でもマイナスに、一方で、ランドは逆に為替差益が拡大しています)
こうなる可能性があることは想定していましたし、もう少し続けてみたいなと思っています。
12月16日からは、これまでSBI FXトレードでは取り扱いのなかった、メキシコ・ペソ/円の売買もできるようになりましたしね。
レバレッジとは、テコの作用のこと。
小さな力を大きな力に変える、テコの原理のあのテコです。
FXでは、このレバレッジの仕組みを利用することで、自己資金(証拠金)の最大で25倍の取引が可能となります。
イメージとしては、口座に入金したお金を担保として、FX会社からお金を借りて取引をする、という感じですね。
1ドル=100円で1万通貨の買付をする例を見てみましょう。
25倍のレバレッジをかければ、下記の通り、4万円あれば1万通貨の取引ができます。

ただし、積立や、為替差損益の項目で触れたサヤ取りといった長期的な投資では、高いレバレッジをかけることは推奨されていません。
高いレバレッジをかければ、少しの値動きでも、証拠金維持率の増減は大きくなります。
その分、ロスカットのリスクも大きくなりますから、長期的な投資が目指す安定性とは相性が悪いですよね。
レバレッジは1倍でなければならない、というわけではありませんが、レバレッジをかける場合でも、低倍率にとどめておくべきでしょうね。
私自身、手探りで試しに取引をしてみた、というレベルなので、この1ヶ月はレバレッジは1倍の計算で取引をしました。
今後は、少しレバレッジをかけてみようかなと考えています。
為替差益ではなくスワップポイントで稼ぐ、FXの積立についてのご紹介は、以上となります。
オススメします、というわけではなく、こういうやり方もあるよ、という話ではありますが、少額からでもできるので、ご興味をお持ちになられた方は、じっくりお調べになってみては。
なお、掲載する情報の確認には十分に配慮しておりますが、万が一、誤りがあった場合でもその責任は負いかねます。
仕組みやリスクなど、ご自身にて再度ご確認いただき、十分にご理解いただいた上で、ご自身の判断と責任にてお取引下さい。
この為替差益で稼ぐのがFXだということは、FXの経験がない方でも、何となくご存じかと思います。
でも、FXで稼ぐ方法は為替差益だけではないということをご存じでしょうか?
みなさんご存じの通り、金利は通貨によって違って、日本は世界でも最も金利の低い部類に入ります。
ですから、日本円を銀行に預けるよりも、外貨預金の方が多くの利息をもらえます。
FXでも、通貨間の金利差を「スワップポイント」という形で営業日ごとに毎日受け取ることができるんです。

スワップポイントvs外貨預金
外貨の残高を保有していれば、そのうちの一定の割合を定期的に受け取ることができるという意味では、スワップポイントと外貨預金は似ています。こう言うと、同じようなものならFXではなくて外貨預金でよいのでは、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、似てはいても、やっぱり全然違うんです。
私が外貨預金ではなくFXを選んだ理由は、利率・コストと、保護制度、この2点です。
利率・コスト
利率が高く、かつ、取り扱うFX会社・銀行の多い、南アフリカ共和国のランドで比較してみましょう。
年利 | 往復コスト | |
---|---|---|
外貨普通預金 | 2.0~3.0%程度 | 20~60銭程度 |
外貨定期預金 | 2.8~6.5%程度 | 20~60銭程度 |
外貨積立 | 2.0~5.0%程度 | 20~60銭程度 |
スワップポイント | 3.9~7.3%程度 | 0.8~1.3銭程度 |
- ●補足説明
- 2019年12月時点のデータです。
- 記載している数字よりも、利率やコストが有利/不利なFX会社・銀行もありますが、FX会社は私自身が口座を保有しているもの、銀行は普通預金・定期預金・積立の全てでランドを取り扱っているものを対象としています。
参考:GMOあおぞらネット銀行 普通預金年利4.0%、往復コスト14銭 - 購入/預入と売却/払戻の往復で、1ランドにつき記載のコストがかかります。
例:外貨普通預金に10,000ランドを預入後、払戻すると2,000~6,000円のコスト - 外貨ベースで利息のつく外貨預金(ランドの預金には日本円ではなくランドで利息がつく)に対して、スワップポイントは日本円ベースで付与されるため、直近のスワップポイント実績を元に、1ランド=7.5円という仮定で年利を算出しています。
利率は、定期預金との比較であれば、結構いい勝負になっています。
いつでも売却可能なFXに対して、預入期間の決まっている定期預金と、条件は違いますけどね。
一方、コストは大きな差がつきました、その差は実に10倍以上。
外貨預金は、1年預けたくらいでは利息がコストを下回るということも、あり得ない話ではありません。
また、ランドについて、利率が高く、かつ、取り扱う銀行が多いと書きましたが、利率の高い通貨として、トルコ・リラやメキシコ・ペソがあります。
でも、外貨預金で扱っている銀行は少ないんですね。
利率の高い通貨を多く取り扱っているという点も含めて、利率・コストは外貨預金よりスワップポイントに軍配が上がります。
保護制度
もしも、銀行が破綻してしまった時、預けているお金がどうなるか、ご存じですか?
元本のうちの1,000万円までとその利息が、制度として保護される、というのが答え。
その保護されたお金の支払いを「ペイオフ」といいます。
でも、預金なら何でも保護されるかというと、そうではありません。
ペイオフの対象外となる預金の1つが、外貨預金なんです。
銀行が破綻してしまった時、外貨預金は、全部、あるいは、一部が戻ってくるかもしれないし、全く戻ってこないかもしれません。
戻ってくるという保証は、ありません。
一方、FXには「信託保全」という制度があります。
信託保全とは、平たく言えば、利用者がFX会社に預けたお金と、FX会社自身のお金とを、別々に管理する制度です。
利用者がFX会社に預けたお金は、外部の金融機関で管理されていて、FX会社が破綻してしまった場合には、弁護士などの代理人を通じて、利用者へ返還される形になっています。
FXと外貨預金、預けたお金が万が一の時にどうなるか、違いは歴然ですね。
スワップポイントと為替差損益
FX会社/銀行に外貨を保有することで、どれくらいのリターンが見込めるのか、スワップポイント/利息だけでなく、コストにも大きく左右されます。それは、利率・コストの項目をご覧いただいて、すでにおわかりかと思いますが、もう1つ、利率を大きく左右する要素があります。
為替差損益です。
実際の例で考えてみましょう。
なお、ここではコストは考えないものとします。
1ドル=100円の時に、1,000,000円を10,000ドルへ変えて、ある期間に付与されたスワップポイントが30,000円だったとします。
ところが、為替レートが1ドル=95円と円高に振れていたとしたら、元々は1,000,000円だった10,000ドルは、950,000円にしかなりません。
スワップポイントを合わせても980,000円、マイナスになってしまいました。

スワップポイント/利息でプラスになっても、為替レート次第でマイナスになり得るということです。
それは、FXも外貨預金も同じです。
でも、賢い人がいたもので、FXには、為替差損益の影響を受けずにスワップポイントを貯めることができる、「サヤ取り」という手法があるんです。
サヤ取りについては、この記事では詳しく触れませんが、おおまかに説明すると、以下のようになります。
サヤ取りとは
まず、前提として、同じ通貨ペアでも、付与されるスワップポイントは、FX会社によって多かったり少なかったりします。
預金の金利が銀行ごとに異なるのと同じで、サヤ取りはこの差額に着目した手法です。
スワップポイントの多いFX会社では、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売る。
そして、スワップポイントの少ないFX会社で、同じ通貨ペアを同じ金額、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売ります。
こうしておけば、一方で為替差損になっても、もう一方で同額の為替差益が発生するので、為替差損益は相殺されます。
まず、前提として、同じ通貨ペアでも、付与されるスワップポイントは、FX会社によって多かったり少なかったりします。
預金の金利が銀行ごとに異なるのと同じで、サヤ取りはこの差額に着目した手法です。
スワップポイントの多いFX会社では、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売る。
そして、スワップポイントの少ないFX会社で、同じ通貨ペアを同じ金額、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売ります。
こうしておけば、一方で為替差損になっても、もう一方で同額の為替差益が発生するので、為替差損益は相殺されます。
けれど、私は、検討した結果、サヤ取りは選びませんでした。
サヤ取りでは、2社に投資しなければならないため、2倍の資金が必要になります。
一方で、為替差損益が相殺されるのと同じように、スワップポイントの大部分が相殺されてしまいます。
高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ればスワップポイントが付与されますが、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売った場合、逆に、スワップポイントを支払わなければならないんです。
為替差損の不安が消えるのは魅力的でしたが、多少のリスクは取っても、もう少し大きなリターンを狙いたいなと。
ただ、不安があることも事実。
どうにか為替差損益の影響を緩やかにできないかと考えて、私は試しに、FXで高金利の通貨を毎日少しずつ買い続ける、積立をしてみることにしました。
積立すると為替差損益の影響を緩やかにできるのは何故?
これは、「ドルコスト平均法」という手法に基づいています。以下の3つのパターンで比較してみましょう。
- 1ドル=100円で3,000ドルを一括購入
- 1ドル=90/100/110円で1,000ドルずつ合計3,000ドルを定量購入
- 1ドル=90/100/110円で100,000円分ずつ合計300,000円分のドルを定額購入
1ドル=100円で3,000ドルを一括購入
合計購入額は300,000円、平均単価は100円
合計購入額は300,000円、平均単価は100円
- 1ドル=90/100/110円で1,000ドルずつ合計3,000ドルを定量購入
- 1ドル=90円の時、90,000円で1,000ドル購入
- 1ドル=100円の時、100,000円で1,000ドル購入
- 1ドル=110円の時、110,000円で1,000ドル購入
合計購入額は300,000円、平均単価は100円
- 1ドル=90/100/110円で100,000円分ずつ合計300,000円分のドルを定額購入
- 1ドル=90円の時、99,990円で1,111ドル購入
- 1ドル=100円の時、100,000円で1,000ドル購入
- 1ドル=110円の時、99,900円で909ドル購入 合計で3,020ドルを購入
合計購入額は299,890円、平均単価は99.3円
定額の積立を続けることで、平均単価を下げる効果が期待できるんです。
長期的な投資において、積立が推奨されている理由ですね。
もちろん、必ず儲かる万能の手法ではありませんけど。
南ア・ランドとトルコ・リラを1ヶ月少しずつ買い続けた結果
私が積立を実践するために利用したFX会社は、「SBI FXトレード」です。実は、SBI FXトレードには、FXで積立ができる「積立FX」というサービスがあって、当初はそれを利用しようと考えていました。
ところが、よくよく調べてみると、通常のFXと比較してコストがかかることがわかって…。
それでも結局、SBI FXトレードに決めたのは、1通貨単位から取引ができるからです。
他社だと1,000通貨や10,000通貨、つまり、ドルなら1,000ドルや10,000ドル単位でしか取引ができません。
SBI FXトレードは、少額投資に最適なんです。
では、結果発表。
南ア・ランドを900円分、トルコ・リラを600円分、1ヶ月(22営業日)毎日買い続けた結果です。
為替差損益 | スワップ ポイント | 合計 | |
---|---|---|---|
ランド/円 | +357円 | +54円 | +411円 |
リラ/円 | -36円 | +57円 | +21円 |
合計 | +321円 | +111円 | +432円 |
最安単価 | 最高単価 | 平均単価 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
ランド/円 | 7.28円 | 7.50円 | 7.39円 | 19,762円 |
リラ/円 | 18.70円 | 19.08円 | 18.93円 | 12,814円 |
ランドとリラを合わせて32,576円を投資して、1ヶ月で111円のスワップポイントが付与されました。
スワップポイントは変動するので、仮定の話になりますが、同じ条件で積立を続けた場合、半年後には、195,000円くらいの投資に対して、スワップポイントは4,000円くらい、1年後には390,000円に対して16,000円くらいになるはずです。
「スワップポイントと為替差損益」の項目でも触れましたが、リラは為替差損で半分以上を削られてしまって、少し残念な結果にはなりました。
(この記事を作成している時点では、為替差損が上記よりさらに拡大して、リラはスワップポイントとの合計でもマイナスに、一方で、ランドは逆に為替差益が拡大しています)
こうなる可能性があることは想定していましたし、もう少し続けてみたいなと思っています。
12月16日からは、これまでSBI FXトレードでは取り扱いのなかった、メキシコ・ペソ/円の売買もできるようになりましたしね。
レバレッジについて
ここまで、FXの特徴であるレバレッジに触れずに話を進めてきましたが、もちろん、積立でもレバレッジをかけることはできます。レバレッジとは、テコの作用のこと。
小さな力を大きな力に変える、テコの原理のあのテコです。
FXでは、このレバレッジの仕組みを利用することで、自己資金(証拠金)の最大で25倍の取引が可能となります。
イメージとしては、口座に入金したお金を担保として、FX会社からお金を借りて取引をする、という感じですね。
1ドル=100円で1万通貨の買付をする例を見てみましょう。
25倍のレバレッジをかければ、下記の通り、4万円あれば1万通貨の取引ができます。

ただし、積立や、為替差損益の項目で触れたサヤ取りといった長期的な投資では、高いレバレッジをかけることは推奨されていません。
高いレバレッジをかければ、少しの値動きでも、証拠金維持率の増減は大きくなります。
その分、ロスカットのリスクも大きくなりますから、長期的な投資が目指す安定性とは相性が悪いですよね。
レバレッジは1倍でなければならない、というわけではありませんが、レバレッジをかける場合でも、低倍率にとどめておくべきでしょうね。
私自身、手探りで試しに取引をしてみた、というレベルなので、この1ヶ月はレバレッジは1倍の計算で取引をしました。
今後は、少しレバレッジをかけてみようかなと考えています。
為替差益ではなくスワップポイントで稼ぐ、FXの積立についてのご紹介は、以上となります。
オススメします、というわけではなく、こういうやり方もあるよ、という話ではありますが、少額からでもできるので、ご興味をお持ちになられた方は、じっくりお調べになってみては。
なお、掲載する情報の確認には十分に配慮しておりますが、万が一、誤りがあった場合でもその責任は負いかねます。
仕組みやリスクなど、ご自身にて再度ご確認いただき、十分にご理解いただいた上で、ご自身の判断と責任にてお取引下さい。
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